サービサー(=債権回収会社)から手紙が届いたら知っておくべき事

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弊社では住宅ローンのお支払やトラブルで困っている方のためのサイトをいくつか運営しております。
これらのサイトへ「サービサー」という検索ワードで訪問される方が少なからずいらっしゃいます。
住宅ローンを滞納し、今までは銀行からの督促状だったのに、サービサー(=債権回収会社)からの手紙が届くようになって検索される方もいらっしゃるのかもしれません。
そのような事態にならないとなかなか聞きなれない言葉だと思います。今回はサービサー(=債権回収会社)についてお話をしていきたいと思います。

サービサー(=債権回収会社)とは

サービサーとは債権回収会社の事で、「債権管理回収業に関する特別措置法」(サービサー法)に基づいて法務大臣の許可を得て設立された株式会社です。

「 民間サービサー制度の創設を内容とする「債権管理回収業に関する特別措置法」が議員立法により可決成立し,平成10年10月16日に公布され,同法の施行期日を定める政令により平成11年2月1日に施行されました。
 同業の許認可・監督等の事務は,司法法制部審査監督課で所掌しており,法務省が初めて業法に基づく監督行政を担当する点で画期的な意義を有するものです。」
総務省HPより

現在、多数の債権回収会社があります。銀行系、投資銀行、政府系、外資系、ノンバンク系など様々な母体がありますが全て法務省の許可を得た株式会社ですので闇金の取り立てなどとは違う信用機関です。対応なども全く異なります。
下記の法務省HPには登録された企業一覧がリストアップされています。
http://www.moj.go.jp/housei/servicer/kanbou_housei_chousa15.html

最近では、サービサーを名乗った詐欺なども横行しているようです。
上記ページ以外の名前のサービサーは正規の企業ではありませんので、くれぐれもご注意ください。

業務内容は特定の金銭債権の買取、委託を受けて回収をしています。
住宅ローン滞納の場合は、滞納者の債権そのものを金融機関から債権回収会社へ譲渡させます。
つまり、ローン残金の支払い先が銀行から債権回収会社に切り替わります。
冒頭の聞きなれない会社(サービサー)からの督促状は債権者が変更になったという事なのです。

サービサーからの手紙が来るまでに起こった出来事とは

それでは、手元にサービサー(債権回収会社)からの手紙が届くまでに滞納した住宅ローンの債務はどのような事になっていたのでしょうか。簡単にご説明します。

1.住宅ローンの滞納(~6か月)

住宅ローンの滞納をそのままにしておくと、金融機関から「期限の利益の喪失」に関する予告書や通知書が送られてきます。
ローンを分割して返済できることを「期限の利益」と言います。しかし、ローン返済を滞納してしまうと契約違反となり、「期限の利益」を喪失し、残りの借金を一括で返済しなければならなくなります

2.保証会社による代位弁済

この「期限の利益の喪失」予告通知書が届くと、定められた日にちまでに住宅ローンの残債を一括で支払わないといけなくなるのですが現実には無理です。
そのため、金消契約をした際に同時に契約した保証会社が、債務者に代わり、金融機関に一括で返済します。(これを代位弁済といいます)

3.2の代位弁済により、住宅ローンの債権は保証会社へ移ります。

4.保証会社が債券回収会社へ回収業務を委託します。

5.債権回収会社から住宅ローン滞納者のもとへ通知が届きます。

※上記流れについては「住宅ローン救急センター」で詳しくご説明しています。

サービサーとの対応について

サービサーは先ほども述べた通り、債権回収業者といっても厳しい取り立てをするわけではなく、淡々と法的手続きを進めてきます。
法律的には住宅ローンは全額返済をしなければなりません。
しかし、この時点では滞納を半年程も続けており、全額返済が厳しい状況に置かれている方がほとんどでしょう。
サービサーの担当者もこのような案件を取り扱っている専門家ですのでまずは滞納している原因や支払いについて誠実に相談をしてみることをお勧めします。

また、このまま何もしなければ競売手続きへと粛々と進められてしまいます。この時点までくると、少しでも条件よくご自宅を売却される方がこの後の負担が軽くなります。

任意売却という解決法を強くお勧め致します。

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